2019年4月17日

ペイチェック 消された記憶(原題:Paycheck)(アメリカ,2003)

他社の機密技術を盗んで新製品を開発する天才エンジニアのマイケル。多額の報酬の代わりに,技術開発中の記憶を消すことがいつもの契約の条件。新しく持ちかけられた契約は3年間で報酬も莫大であり,マイケルはこれを受ける。気づけば3年経ち,多額の報酬を受け取るはずが,報酬はすべて放棄した後であり,さらには命を狙われることに。

未来ループSFという枠でもって,究極のご都合主義アクション・サスペンスを作ってみました,という感じ。悪くは無いけれど,映画の仕掛けというかテーマが「好都合」だから,通常の映画でも散見される都合の良い小道具や状況設定が,相対的に空々しく見えて,全部まるごと好都合に見えてしまって,微妙なB級映画になっている気がする。




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