2019年11月18日

狼よさらば(原題:Death Wish)(アメリカ,1974)

チャールズ・ブロンソン!

Death Wishシリーズの第一作。暴漢に妻を殺され,娘をレイプされた中年のエリートビジネスマンが,銃を手にすることで街(ニューヨーク)のチンピラ(強盗)を殺しまくる「ビジランテ(自警団)」もの。2018年には,ブルース・ウィルスでリメイクされました。

原題のDeath Wishは,訳すと「死の願望」ですが,これ,精神分析の「死の本能」ですね。

チャールズ・ブロンソン演じるポール・カージーは,最初,チンピラを殺してしまって,震えて嘔吐するのですが,やがて自ら夜な夜な街に出て,人気のないところを彷徨い,襲われるのを待ちます。だから,自己防衛(正当防衛)の範疇を超えて,悪党狩り(殺し)をしていることになります。映画は一面的にはこれを(銃社会を)肯定するように描かれていますが,一面的にはそれを皮肉っている部分もあると思いました。

シリーズで何作も続くので,当時も人気があったのだろうし,今,改めて観ても,飽きさせない作りになっています。

★★


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