2020年1月14日

激突!(原題:Duel)(アメリカ,1971)

スピルバーグの出世作。原題はduelなので,「決闘」の方が中身に合っていると思うけど,まぁ,「激突!」。「決闘」とすると西部劇みたいだから,車と車の争い,ということで「激突」にしたのかな。

昨今は「あおり運転」が社会問題となっていますが,いっそ,この「激突!」の鑑賞とレポート提出を自動車教習所の必須科目にすれば良いかも。

しかし,すごいのは,撮影に使ってる道具はせいぜい車2台(自家用車とトラックとスクールバス)ぐらいで,あとはレストランでの撮影と荒野でのカーチェイス。出演している俳優・子役も数えられるぐらいの数。90分と短い映画(もともとテレビ映画らしい)の中の大半は,追いかけっこしてるだけなんだけど,目が離せない。なんせ,トラック気持ち悪いぐらい恐い。これだけの予算でこれだけ魅せるスピルバーグはやっぱりすごい。

★★★


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