2025年,地球の環境汚染が限界に達し,テラフォーミングしておいた火星に調査しにいく「マーズ1号」の乗組員のサバイバル。
悪くは無いけれど,全体として薄い。重大な謎が隠されているのかと思いつつ,想定内だし,最後まで何か大きな事故もあっと驚く種明かしもない。ピンチを増幅する敵も,いずれもあんまり脅威ではない。冒頭で登場人物紹介がてらキャラ説明があるが,そのキャラが立つほどセリフや行動に目立つところはない。むしろ,ああして言語化して最初に説明しちゃうところが,端折り感があってイマイチ。
事件らしい事件は起きず,なのになぜか最後はカップル成立,というアメリカ映画の黄金パタンで締めるところも,どうなんだ。これよりは,超低予算B級映画の「処刑惑星」の方がまだシュールで良かった。
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