二十年ぶり?に見ました。今見ても面白いし,泣けます。やっぱりジム・キャリーが良い。
当時からアメリカではリアリティ番組があったのかもしれないですが,現在も,そして現在の日本も,こういうリアリティ番組が受けています。ただこの「トゥルーマン・ショー」はその極み,全部仕掛けであって,知らないのは当人だけ。普通なら早々に疑うものだけど,生まれたときから仕掛けられていたら,疑わないかもしれない。ジム・キャリーが,素朴で素直な感じが,また哀れを誘います。
モチーフは,カプグラ症候群だとも言われていますが,しかし,「現実はすべて作り物だ(周りはみんなお芝居している)」的な想像(妄想?)は,誰しも一度ぐらいはしたことがあるでしょう。まさにあれをそのまま地で行っている映画です。
★★★
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