2020年7月13日

マシニスト(原題:The Machinest)(スペイン・アメリカ,2004)

不眠症で1年間まったく寝ていない機械工の男・トレバー。心安まるのは娼婦のスティービーと寝るとき。一方で,空港のカフェに足繁く通う。子持ちのウェイトレス・マリアに会いに行くため。ある日,アイバンという臨時の機械工が声を掛けてくる。と,その男に気を取られて同僚の腕を切断してしまう事故の原因を作ってしまう。

とにかく主人公のトレバーが病的に痩せている。手は石けんでなくてブリーチ(漂白剤)で洗う。どんどんと妄想が広がり,現実なのか幻覚なのか分からなくなる。周りがみんな,グルに思えてくる。精神的に追い詰められていくトレバー。しかし,なんで不眠症になったのか,なんでこんな妄想と幻覚を見るのか,最後に分かる。色々散りばめられた伏線が見事に回収される。

骨と皮だけの痩せぎすの主人公を演じるのは,「バットマンシリーズ」や「リベリオン」のクリスチャン・ベイル。凄い役者根性。

ただし,最初の方,同僚が腕を切断する事故の場面は,要らないかなぁ。事故が起こるとしても,音とかうめき声だけでも十分。ここのショック場面は,なくても十分成立していると思う。

【追記】もう一度観てみた。何度も観たくなる映画です。ただ,上記ショック場面は早送りしました。

★★★★


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