2019年12月29日

スターウォーズ:最後のジェダイ(原題:Star Wars: The Last Jedi)(アメリカ,2017)

ルーク登場。レジスタンスはファースト・オーダーの圧倒的戦力に防戦一方。最後の望みを,ルーク・スカイウォーカーに託す。レイは戦いの中でフォースを覚醒させ,ルークのもとでさらにその能力を高めていく。

ファースト・オーダーの最高指導者スノークは,ダース・シディアスみたいな怖さや圧倒的な強さはあんまり感じませんでした。なんていうのか,やっぱり,人が演ずるかCGかの違いかなぁ。そもそも,ダース・シディアスが帝国軍を率いてルークと戦っていたとき,一体どこにいたんだ?何百歳みたいなのに。

それから,物語的には,Ⅰ~ⅢやⅣ~Ⅵみたいな,なんていうか「深み」みたいなものがないようにも思う。気のせい?なんか,こう,想像力を刺激する独特の世界観(武器,マシン,生物,習慣など)が色々と広がっていて,それがまた面白いと思うんけど,いろいろと出てくるものの,新しさはあんまり感じない。それに,物語の構造や場面設定として,ファースト・オーダーとレジスタンスという戦いの規模が狭い(小さい)ような,その分,映画としてのスケールも小さいような・・・。

というわけで,圧倒的不利なレジスタンスが,これからどうなるのか。物語としては,とりあえず,まずⅨを期待。

★★


2019年12月28日

スターウォーズ:フォースの覚醒(原題:Star Wars: The Force Awakens)(アメリカ,2015)

設定が手堅いから,気楽に楽しめます。懐かしのキャラ登場で,涙腺が緩む。映画特有のご都合主義なところが散見されて,それがちょっと気になったけど,全体的には面白い。この後の展開が楽しみ。

★★★


2019年11月29日

ターミネーター:ニュー・フェイト(原題:Terminater: Dark Fate)(アメリカ,2019)

T2の「正式な」「本当の」続編?ということは,T3とかT4とかT5とか,シリーズは「なかった」ことになってるのか(笑)。アクションやCGは,ホントによくできてる。2時間,飽きさせない作り。今度の敵ターミネーターもかなりしつこくて気持ち悪い。分裂する。

しかし,ジョン・コナーを抹殺完了し,「目的」である任務を終えたT-800が,なぜ「目的」を自ら設定し直してその時代に居続けるのか,そこんところの説得力はどうかなぁ~。だって,殺戮マシンだろ~。

でも,まぁ,アクションの緊迫感はとっても良かった。ターミネーターの魔の手からダニー(未来のリーダー)を守るためにやってきた,改造人間(強化型兵士)グレースというのも良かった。

★★


2019年11月18日

狼よさらば(原題:Death Wish)(アメリカ,1974)

チャールズ・ブロンソン!

Death Wishシリーズの第一作。暴漢に妻を殺され,娘をレイプされた中年のエリートビジネスマンが,銃を手にすることで街(ニューヨーク)のチンピラ(強盗)を殺しまくる「ビジランテ(自警団)」もの。2018年には,ブルース・ウィルスでリメイクされました。

原題のDeath Wishは,訳すと「死の願望」ですが,これ,精神分析の「死の本能」ですね。

チャールズ・ブロンソン演じるポール・カージーは,最初,チンピラを殺してしまって,震えて嘔吐するのですが,やがて自ら夜な夜な街に出て,人気のないところを彷徨い,襲われるのを待ちます。だから,自己防衛(正当防衛)の範疇を超えて,悪党狩り(殺し)をしていることになります。映画は一面的にはこれを(銃社会を)肯定するように描かれていますが,一面的にはそれを皮肉っている部分もあると思いました。

シリーズで何作も続くので,当時も人気があったのだろうし,今,改めて観ても,飽きさせない作りになっています。

★★


禅 ZEN(日本,2008)

日本曹洞宗の開祖・道元の物語。登場人物の大半は実在の人物であり,映画という枠内で物語としてうまく絡んでいる。身心脱落や只管打坐など曹洞禅の真髄を映画の中で正確に説明・表現するのは難しいと思いますが,そこは映画なんだから多少置いておけば,物語として泣けました。原作は,『永平の風:道元の生涯』(大谷哲夫)。

観よう観ようと思って,公開から10年以上が経ってしまっていました。

★★