政治と戦争に翻弄された溥儀の人生もすさまじいですが,この映画は映画としてとてもよくできていて,見飽きません。映像も素晴らしいし,音楽も素晴らしい。何よりジョン・ローンが良い。史実とは違うところも多々あるのかもしれないですが,これはこれで面白かった。坂本龍一も,怪しくて良かった。
たぶん,これ,昔一度見たことがあるような気がするのですが,その頃は溥儀のこともよく分かっていなかったから,感動も少なく,どんな映画だったかよく覚えていませんでした。が,やはり,戦争のことや溥儀の人生を知れば,この映画の意味もまた違って見えてきます。
皇帝の最後は,植物園の庭師です。
★★★
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