2020年7月1日

カプリコン・1(原題:Capricorn One)(アメリカ,1977)

ようやく観ることができました。これも伝説の一品ですね。「月面着陸してないんぢゃないか」陰謀論(NASA捏造説)がいつからあるのかは正確には分かりませんが(一節には1974年?),あれを地で行く映画です。というか陰謀論を題材にして映画を作ったのか。いずれにせよ,面白かった。陰謀論もそうですが,これが1977年の作品ってのが凄いです。アポロ計画が1961年から1972年だから,この物語の背景として,もうすでにこの時期には宇宙計画は下火になりつつあったことが分かります。

疑惑を探る雑誌記者が,FBIにはめられて捕まったと思えばすぐ釈放されるのが良く分からなかったけれど,要するにあれは脅し(これ以上首を突っ込むな,いつでも逮捕するぞ,的な),ってことなのかな。

それから,最後に追悼式に笑顔で駆け寄ってくる場面。あれは要らんだろう。息子が「あ,パパだ!」とか何とか叫んでEND,が良かったんじゃないかなぁ。

★★★


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