2019年4月13日

メッセージ(原題:Arrival)(アメリカ,2016)

ある日,地球の各地に,謎の巨大物体が12機,突如現れる。どうやら宇宙人の乗り物のようであり,世界中がパニックになる中,各国は宇宙人とコンタクトを試みる。そんな中,アメリカの言語学者ルイーズは,宇宙人とコミュニケーションするために軍から協力要請を受ける。

味わい深い。映画らしい映画。コンタクトを試みるにつれ,鮮明に浮かぶ心象。あれ,この話,どうなってんの?段々と謎が解けていく。原作は『あなたの人生の物語』(Story of Your Life)という短編小説。なるほど,映画を観たら,タイトルの意味が分かります。

★★★


新感染ファイナル・エクスプレス(原題:Train to Busan)(韓国,2016)

娘のスアンとともに,別居中の妻に会いに行く,会社人間のソグ。プサンへ向かうソウル発のKTX(韓国の新幹線)に乗り込むが,やがて車内の様子がおかしいことに気づく。車内放送では,韓国各地で暴動騒ぎが起こっていることを報じている。

括りとしては,ゾンビ・パンデミック映画。そして高速鉄道列車の中という,縦に一本しかつながっていなくて,車両ごとにドアのある密室,というのがサバイバルの味噌。でもただのゾンビものではなくて,父娘の,ちょっと泣ける映画。仕事なんかより目の前の子どもの方が大事だよ。マッチョな旦那も高校球児もホント良いやつ。対して,あのバス会社の社長,こいつ最悪だわ。

★★★


2019年4月7日

モンキーボーン(原題:Monkeybone)(アメリカ,2001)

人気マンガ『モンキーボーン』の作者・ステュは内向的な男。『モンキーボーン』アニメ化のパーティを,恋人のジュリーと抜け出すが,事故に見舞われる。昏睡状態になったステュが,意識化へと沈んで着いた先は,自分がかつて考えた奇怪なキャラクターたちのいる街「ダークタウン」だった。当然,モンキーボーンも!

面白い。ヘンテコな映画だけど,ストーリーはそれなりにちゃんとしているし,話がどこも間延びしていないから,全編飽きない。登場キャラがそれぞれ立ってる。ギャグもいい。映像も綺麗。シャープだと思う。

★★★


2019年3月22日

ナイト・ガーディアンズ(原題:Nochnye Strazhi)(ロシア,2016)

速達便のアルバイトをしている冴えない青年・パーシャ。ある日,モスクワに来て失踪した人気女性歌手・ダナを,とあるホテルのロビーで見かける。彼女を助ける夢を何度も見ていたパーシャは,意を決して彼女の元を訪れるが,異形の者達に襲撃される。

日本未公開のロシア映画。主には一部のバンパイア(映画内ではグール)の反乱と,それを防ごうとする人間(連邦保安局)の戦いという図式だけれど,モスクワ(というか地球)には,バンパイア以外の色んな異種生命体が住んでいて,人間に化けて過ごしている,という設定。モスクワの地下鉄網で移動する連邦保安局が,ウルトラ警備隊かMIB的。




2019年3月11日

ゲーム(原題:The Game)(アメリカ,1997)

実業家のニコラスは,同じく実業家であった父親が自宅の屋敷で投身自殺をしたときと同じ48歳の誕生日を迎える。あるとき,放蕩三昧の弟コニーから,「CRS」というクラブの入会を勧められる。何の気なしに入会をしたのだが,徐々に周辺で不審なことが起こり始める。

かなり昔に一度見て衝撃的だった映画。今回,久し振りに見ましたが,やっぱり,映画らしい映画です。「映画らしい」というのは,現実的には不確定要素がありすぎるから,こんなに上手くは行かないだろうなぁと思う一方で,映画ならではの作り込みで持っていくラストの衝撃度は圧巻です。

★★★