ウルヴァリン,死す。地球外金属アダマンチウムを注入されて最強の爪を得たローガンが,そのアダマンチウムの副作用で,徐々に体が蝕まれていく。もともと不老不死的な生命力・回復力を誇っていたわけだが,副作用で「老化」するウルヴァリン。爪は短くなり,膿も出る。膝が痛い。老眼が進む。咳が止まらない。体がだるい。アルコール依存。アダマンチウムでできた銃弾でしか死ねない彼は,それをお守りのように(自殺用に)持っていたが,そんなことをしなくても,死は近いと感じている。
不老不死とか超人的な肉体とか,うらやましいと思う一方で,どんなに痛くても死ねないミュータント,周りはどんどん死んでいくことを見届けなければならないミュータントの運命は,想像を絶する苦しみだと思う。年老いて認知症の徴候が見られるチャールズ・エグゼビア(プロフェッサーX)を介護する姿は,まるで親子。まぁしかし,話としては平凡。
★
2019年11月10日
2019年10月6日
シグナル(原題:The Signal)(アメリカ,2014)
うううむ,なんだかよく分からない映画でした。これはなんで?これは何のために?これはなに?どういうこと?行為や場面には何かしらの意味があるのだろうと思うから,行為の意味がなかったり,仮になかったとしてもどこかで回収される伏線だったりするならいいけど,そうじゃないと,さっぱり意味が分からないのでただ混乱するだけ。この映画,数々の「なんで?」「どうして?」が多すぎて,良く分からんぞ,という感じ。でも,とりあえず,その良く分からなさがいつか回収されるのだろうと期待するもんだから,最後まで見てしまった。オチとエンドロールを見て,ううううむ,どうなんだ,これ。
2019年9月19日
ブラジルから来た少年(原題:The Boys from Brazil)(イギリス,1978)
第二次大戦後,南米で逃亡生活を続けるアウシュビッツの元医師,ヨーゼフ・メンゲレ博士。「死の天使」とあだ名されたメンゲレ博士は,アウシュビッツで人体実験を繰り返した実在の人物。
このメンゲレ博士のマッドなナチス復興計画と,それを阻止しようとするナチ・ハンター,リーベルマン。狂気のメンゲレ博士役は,かのグレゴリー・ペック(ローマの休日)。メンゲレ博士,そのマッドサイエンティストぶりに,最後は仲間(ナチ残党やネオナチ)からも見捨てられます。ヒトラーっぽいちょび髭と,変なドイツ語っぽい英語のしゃべり方が,良い。
しかし,タイトルからは想像もしなかったストーリーでした。原題の「Boys」と複数形を見ていれば少し違ったかも。ああ,そういうことか,と。だから,「ブラジルから来た少年たち」でも良いけど,それだとなんだか団体でご来訪,みたいな感じなので,まぁ,「少年」で良いでしょうね,やっぱり。
だいたい3分の2ぐらいのところで,ほほう,そういうことね,と分かるわけですが,それまでは,何がどういう話なのかよく分からないので,不思議な感じがします。ただ,1978年の映画なので,ナチの残党が亡命中だとか,「メンゲレ博士」という人物がどういう類いの人物かとか,それなりにまだ知られていた時代だとすると,リアリティを持って想像できるかもしれません。
★★
このメンゲレ博士のマッドなナチス復興計画と,それを阻止しようとするナチ・ハンター,リーベルマン。狂気のメンゲレ博士役は,かのグレゴリー・ペック(ローマの休日)。メンゲレ博士,そのマッドサイエンティストぶりに,最後は仲間(ナチ残党やネオナチ)からも見捨てられます。ヒトラーっぽいちょび髭と,変なドイツ語っぽい英語のしゃべり方が,良い。
しかし,タイトルからは想像もしなかったストーリーでした。原題の「Boys」と複数形を見ていれば少し違ったかも。ああ,そういうことか,と。だから,「ブラジルから来た少年たち」でも良いけど,それだとなんだか団体でご来訪,みたいな感じなので,まぁ,「少年」で良いでしょうね,やっぱり。
だいたい3分の2ぐらいのところで,ほほう,そういうことね,と分かるわけですが,それまでは,何がどういう話なのかよく分からないので,不思議な感じがします。ただ,1978年の映画なので,ナチの残党が亡命中だとか,「メンゲレ博士」という人物がどういう類いの人物かとか,それなりにまだ知られていた時代だとすると,リアリティを持って想像できるかもしれません。
★★
2019年9月12日
プリデスティネーション(原題:Predestination)(オーストラリア,2014)
ややこしい。でも,このややこしさがこの映画のポイント。見終わった後,何度も頭の中で映画のストーリーを反すうしてます。プリデスティネーション(predestination)は,「運命」「宿命」って意味ですね。話としては,よくできています。
とあるバーを訪れたジョン。中年に差し掛かった彼は,店のバーテンダーに,自分の数奇な人生を語る。
★★
とあるバーを訪れたジョン。中年に差し掛かった彼は,店のバーテンダーに,自分の数奇な人生を語る。
★★
2019年9月10日
いぬやしき(日本,2018)
ノリさんがロボットに。
しがない中年サラリーマン。あこがれのマイホームとそのローン。娘や息子や奥さんとのディスコミュニケーション。
そんな親父がなんでスーパー万能ロボなのか。ロボになった理由(原因)はあるんだが,なんでこんなマニアックな戦闘ロボなのか,なんでこんな能力があるのか,そこんところの説明は一切なし。とにかくスーパー万能ロボ。
メカは秀逸。戦闘もリアル。ノリさん演じる主人公・犬屋敷壱郎も渋くて良い。でも,とんねるず世代としては,やっぱり,ノリさんはノリさんに見えてしまう(笑)。
★
しがない中年サラリーマン。あこがれのマイホームとそのローン。娘や息子や奥さんとのディスコミュニケーション。
そんな親父がなんでスーパー万能ロボなのか。ロボになった理由(原因)はあるんだが,なんでこんなマニアックな戦闘ロボなのか,なんでこんな能力があるのか,そこんところの説明は一切なし。とにかくスーパー万能ロボ。
メカは秀逸。戦闘もリアル。ノリさん演じる主人公・犬屋敷壱郎も渋くて良い。でも,とんねるず世代としては,やっぱり,ノリさんはノリさんに見えてしまう(笑)。
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