「創世記」「新世紀」に続くシリーズ完結作?の第三弾「聖戦記」。「創世記」も「新世紀」も見応えのある映画だったので,期待して観ましたが,ほぼ期待通り。面白かったです。オリジナルの「猿の惑星」では,なぜ人間が原始的な(動物的な)生活をしているのか,その理由も明らかになります。エイプ(類人猿)視点で悪としての人間の身勝手さを描くのは,人種差別の問題を明示しているわけですが,民族や宗教の間の争いでもあるし,さらにはそもそも人類とは何か,種とは何かを問うていると感じました。
三作連続で一気に観てみたい。
★★★
2020年6月15日
2020年6月12日
フォーガットン(原題:The Forgotten)(アメリカ,2004)
14か月前に飛行機事故で死んだ息子のことが忘れられないテリー。在りし日の息子サムが映ったアルバムやビデオを見る毎日。悲しみに暮れている日々を過ごすが,ある日突然,アルバムから写真が消え去り,ビデオテープから映像が消去され・・・。息子を忘れさせようとする夫の仕業と激怒するテリー。夫と,通っていた精神科医は,「息子がいたという妄想」なのだと言う。そんなはずあるわけがない。しかし,隣人も,自分の息子のことを一切覚えていない。
この辺りの物語の触りまではサスペンス。なぜだ!?と気を惹く上手い展開。そして徐々に謎が明かされていく。謎の理由も,これ以外にはなかなか持ってこられない理由と言えば理由であり,ありきたりではあるけれど,許される範囲。ただ,その黒幕がなぜそんなことをしているのかの理由は今ひとつ。急展開してSFに途中するわけだけど,最後,なぜ主人公のテリーは記憶がそのままで,もう一人の主人公アッシュには記憶が残っていないのか(残しておいても良かったのに。ああ,彼らに拉致されたから?)。でも,全体としては面白かった。
★★★
この辺りの物語の触りまではサスペンス。なぜだ!?と気を惹く上手い展開。そして徐々に謎が明かされていく。謎の理由も,これ以外にはなかなか持ってこられない理由と言えば理由であり,ありきたりではあるけれど,許される範囲。ただ,その黒幕がなぜそんなことをしているのかの理由は今ひとつ。急展開してSFに途中するわけだけど,最後,なぜ主人公のテリーは記憶がそのままで,もう一人の主人公アッシュには記憶が残っていないのか(残しておいても良かったのに。ああ,彼らに拉致されたから?)。でも,全体としては面白かった。
★★★
2020年6月4日
ラストエンペラー(原題:The Last Emperor)(イタリア・イギリス・中国,1987)
政治と戦争に翻弄された溥儀の人生もすさまじいですが,この映画は映画としてとてもよくできていて,見飽きません。映像も素晴らしいし,音楽も素晴らしい。何よりジョン・ローンが良い。史実とは違うところも多々あるのかもしれないですが,これはこれで面白かった。坂本龍一も,怪しくて良かった。
たぶん,これ,昔一度見たことがあるような気がするのですが,その頃は溥儀のこともよく分かっていなかったから,感動も少なく,どんな映画だったかよく覚えていませんでした。が,やはり,戦争のことや溥儀の人生を知れば,この映画の意味もまた違って見えてきます。
皇帝の最後は,植物園の庭師です。
★★★
たぶん,これ,昔一度見たことがあるような気がするのですが,その頃は溥儀のこともよく分かっていなかったから,感動も少なく,どんな映画だったかよく覚えていませんでした。が,やはり,戦争のことや溥儀の人生を知れば,この映画の意味もまた違って見えてきます。
皇帝の最後は,植物園の庭師です。
★★★
2020年5月26日
デス・ウィッシュ(原題:Death Wish)(アメリカ,2018)
チャールズ・ブロンソンの「狼よさらば」(1974)のリメイク。職業が,ブロンソン版はやり手のビジネスマンに対して,ブルース・ウィルス版は腕の良い外科医。ブロンソン版に比べて,自警することをポジティブに描きすぎてるところがちょっと気になります。それはおそらく,ブロンソン版の方が,闇夜に現れる謎の男という少し浮世離れしている感じが「虚構的」であるのに対して,今回のリメイク版は,監視カメラやスマホなどの情報機器のせいで「謎の男」は続かない(すぐバレる)ところが「現実的」だからかもしれません。つまり,「現実的」だからこそ,自警をポジティブに描くことに違和感を感じる,ということ。「虚構」なら,まぁ,こういうのもアリか,とどこかで思えるから許せる面もありましょう。結論。やっぱり,ブロンソン版の方が映画として良い。
★
2020年5月23日
カンフー・ジャングル(原題:一個人的武林)(中国・香港,2014)
ドニー・イェンのカンフーを見せるために作った映画,と言っても過言ではない。あらすじらしいあらすじは,ない。一人天下一武道会をやっている変態カンフー野郎と,その標的となる主人公ハーハウ・モウ。途中,ジャッキーの酔拳がテレビでやっているシーンは,カンフー映画の先達へのリスペクトか。この前亡くなった,かのレイモンド・チョウもチョイ役で出てたので,そういう,カンフー映画関係者総出演的な映画なのでしょう。しかし,ドニー・イェンのカンフーは,いつ観ても美しい。敵の変態野郎とドニー・イェンのカンフーしか記憶に残らない。
ちなみに「武林」は,<武術界>という意味ですね。「一個人的(一个人的)」は,<一人の>って意味なので,原題の意味は「一人の武術界」(一人っきりの武術界,かな)?
★
ちなみに「武林」は,<武術界>という意味ですね。「一個人的(一个人的)」は,<一人の>って意味なので,原題の意味は「一人の武術界」(一人っきりの武術界,かな)?
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